6月15日は、弘法大師「空海」の誕生日。
昨年から風の時代に入り、{空海が必要な時代に入った}と私は感じています。
今日はなぜ今の時代に空海が必要なのかを紐解いていきたいと思います。
そもそも私が空海に惹かれる理由は。。。
それは、今も生き続ける空海の魂がこの宇宙の森羅万象を全て ”見えている” から。
誰も気づかない、本人すら見えていない、人間の心の深い部分の声が聞こえているから。
空海は、例えば自然界で表現すると、”石” の中で起こっている様々な、 ”石が崩壊する音”
”水の中で酸素がはじける音” 人間には聞こえない音を感じ取ることができた。
この世は宇宙全体の命がその中で躍動している、という境地にいたりました。
高野山金剛峰寺
和歌山県にある、高野山金剛峰寺。
奥の院の御びょうに空海はいらっしゃいます。
全国から、解決できない悩みを抱えた方たちが空海の教えを求めて集います。
いつか私も行けると信じています。
金剛峰寺の心臓部にあたる大主殿の仏間には、開山1200年の節目として日本画家である千住博さんが描いた、「崖」と「滝」の襖絵があります。
絵のモチーフになったのは空海の人生。
若い頃の過酷な修行、悟りを開いた境地。
この世の森羅万象の声を聞くことができた空海の魂が描かれています。
高野山に今も鎮座する空海。私たちの人生にどのような光をもたらすのでしょうか。
闇の中に光がある
「闇の中に光がある」
現代を生きるヒントになぜ空海の魂が深く関わるのか。
それは私たちの心の闇を取り除いて、知恵の光をもたらす存在だからです。
さらに大きく考えれば、人間の潜在能力を見抜き、惜しみなく発揮させようと後押ししてくれる。
ささやかな日常の中に、豊かさと希望が溢れていることを様々な方法で静かに力強く私たちに伝えてくれる。
ふとした気づき、インスピレーション、あるいは試練。。そこに前進していく材料があると教えてくれます。
繁栄・発展・解決の突破口を全て知っている空海だからこそのなせる業。
合掌
高野山真言宗教学部長 橋本真人師様の説法の中に、合掌の素晴らしさを伝える言葉がありました。
手を合わせることの尊さを伝えていたのです。
右手が空海、左手が自分。
そうイメージして合掌。
すると願い事が空海の魂に届く。
そして大切な人の後ろ姿を見ながら、合掌する。幸せになってと心で思う。
決して大切とは思えない人物(好きではない人物)の後ろ姿にでさえ手を合わせて、と。
その行為は、間違いなくご自身の ”徳を積む” 行為でありそうすることであなたの人生にこそ大きな豊かさをもたらすのだそう。
私もそういう人でありたい。
最後に、住職が教えてくれた、空海と24時間繋がる言葉をご紹介。
『南無大師遍照金剛』 なむだいしへんじょうこんごう
日常の片隅にこの言葉をそっと潜ませてみてください。
shinrin
コメント